成人の日は、大人マナーを学ぶホームパーティーを
日本人が大好きな「ハレの日」。成人の日である、1月の第2月曜日には、新成人をお祝いするための成人式が、各地方自治体などの主催で行われますね。
大人の仲間入りを果たす、この日にこそ、節度あるマナーの良い成人として成長する一歩ではないでしょうか?
そこで今回は、成人式の始まりを知りつつも大人マナーを学べるホームパーティーを考えていきたいと思います。
そもそも成人式とは?
新成人にとって、ハレの日となる「成人の日」。当日は、各地方自治体が主催する祝福行事に、年度内(学齢方式)に満20歳となる新成人が、多目的ホールや公民館、体育館などに集まり講演会やパーティーのほか、記念品の贈呈などが行われます。
※最近は学齢方式が定着しており、前年4月から当年3月に成人する人が対象となっています。
由来としては、成人をお祝いする儀礼は古くから存在します。近年の形式となったのは、昭和21年11月22日、埼玉県北足立群蕨(わらび)町(現:蕨市)で行われた、青年祭がルーツとされています。
敗戦間もない当時、次の世代を担う若者たちに明るい希望を持たせるために、行われたそうです。発案者は、同町の青年団長(当時)を務めていた高橋庄次郎氏で、小学校の校庭にテントを張って実施されました。これが全国に広まって、現在の形となりました。
この祭りの影響を受けた日本政府は、「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年をお祝いはげます」という主旨のもと、昭和24年1月15日、祝日法により成人の日を制定しました。それ以降は、ほとんどの地方で、この日に式典を行うようになりました。
その後、平成10年のハッピーマンデー制度に伴い、平成12年より成人の日は1月第2月曜日となりました。
ホームパーティーを通じて
対象となっている新成人は学齢方式で決まっています。そのため、誕生日を迎えていない人は当然ながら未成年飲酒禁止法及び未成年喫煙禁止法により、飲酒や喫煙は法律違反となります。
しかし、式典が主催するパーティーなどが終わった後は、クラス会や仲のいい友達だけで集まって改めてお祝いしたいですよね。
年齢に差があるため、お酒が飲める人、飲めない人、体質的にお酒を受けつかない人と、様々な事情があります。だからこそ大人マナーとして、仲間を気遣うためにも、法律を守るためにもノンアルコールやソフトドリンクオンリーで、ホームパーティーを開くはいかがでしょうか?主催するお家には親御さんも居てるので、安心して楽しむことができます。
また、各事情により式典に出席できない方もいると思います。そんな時は、親御さん、親族、友人が集まって、ホームパーティーで新成人を祝福してあげると良いかもしれませんね。
日本人は昔からハレの日にお祝いすることが大好きです。季節に合わせたイベントでは必ず、家族が集いお祝いする食事会などを開いています。それもホームパーティーと言えるのではないでしょうか?
成人の日に新成人を囲み、ホームパーティーで祝福するのもきっと楽しいと思いますよ。
この記事を書いた人
ホームパーティー推進委員会編集部
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