節分の日は手巻き寿司パーティーで!
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節分の恵方巻きは手巻き寿司パーティーでつくろう!
節分と言えば、昔から2月のイベントとして慣れ親しんでいますよね。「鬼は外、福は内」と豆まきをやったり、皆で縁起のいい方角(恵方)を向いて、恵方巻を食べたりとわずかな時間で2つ楽しめる行事です。
そこで今回は、節分や恵方巻の由来も含めて、手巻き寿司パーティーをご紹介したいと思います。
日本人はなぜ、節分の日を行うのか?
そもそも節分とは、各季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の日の前日のため、季節を分けるという意味があります。季節の変わり目には、鬼などの邪気が生じると考えられていたため、それを追い払うために悪霊払いとして執り行われるようになりました。
これは、平安時代から実施されているもので「追儺(ついな)」から生まれました。追儺とは、大晦日に行われる宮中における年中行事です。鬼を追い払う儀式なのです。元々は、中国から伝わったこの行事は、日本に定着して現在の節分の元となりました。
豆まきの由来としては、穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている、という信仰があったのと、語呂合わせからの「魔目」を、鬼の目にぶつけて鬼を滅するという意味もあります。鬼に豆を投げることで邪気を追い払い、一年の無病息災を願う意味合いがありました。
この行事は最も古い記録では、室町時代の応永32年正月8日を、記した2文書が存在しています。
なぜ恵方巻を食べるのか?
現在では、節分に恵方巻を食べるのは欠かせませんが、そもそもいつから食すようになったのか?と言えば、大阪発祥の風習と言われていますが、起源は様々あるために、正確な発生源は未だ不明な点が多いとのことです。
現在では、節分の日の夜に、恵方(縁起のいい方角)を向いて、願い事を思い浮かべながら丸かぶりして、無言で最後まで食べきると願いが叶うとされています。近年は太巻きだけでなく、手巻き寿司や中細巻きを食べる人もいます。
元々は、太巻きや丸かぶり寿司、丸かじり寿司などとも呼ばれていましたが、1989年に大手コンビニチェーンのセブンイレブンが、大阪のこの風習に目を付けて仕掛けたことで、98年全国に広がり、2000年以降は急速的に認知度が上がりました。
恵方巻の具材にも意味がある!
恵方巻は当然ながら縁起を担いだ食べ物なので、具材などにも意味があります。具は7種類、使われています。商売繁盛や無病息災を祈願し、七福神にちなんだものを海苔で巻くことで、福を巻き込むという願いも込められています。また、別の解釈としては、鬼が逃げたときに忘れていった金棒に見立てて、鬼退治と捉える考え方もあるようです。
代表的な具材としては、「かんぴょう」は形が細長いことから長寿。「きゅうり」は9つの利。「伊達巻」の場合は学問や習い事などで願う形を表し外側に使用、内側に使う場合は財の豊かさを表している。「うなぎ」は出世と長寿。「桜でんぷん」は願いが叶うとされる幸せな色。「しいたけ」は健康で元気であること。「高野豆腐」は災いを除ける盾を表している。といったように、それぞれに意味を表し、具合として使用しています。
手巻き寿司パーティーでホームパーティーをやろう
上記の7つの具材はあくまで代表例であり、特定の具が決まっているというわけではありません。大正~昭和初期ごろには漬物があげられたり、カニカマや焼きじゃけのほか、にんじんや三つ葉なども使用されています。また、最近では海鮮恵方巻やキンパ(韓国海苔巻き)などといった新しいタイプや具材の数も様々なので、手巻き寿司パーティーであれば、ホームパーティーの献立として十分かもしれません。
手巻き寿司でなら、具は海鮮でも野菜でも肉類でもレシピを問わないうえ、ポットラックパーティーとして開催すれば、招待された側の好きな具材を持ち寄ることができ、レパートリーは広がるばかりです。
巻き方も自由自在ですし、みんなで手巻き寿司をつくりながらパーティーを楽しむのはいかがでしょうか?
さらに、準備を簡単にしたいとなれば手巻き寿司のセットを買ってきたり、ケイタリングしたりすれば、手間いらずでホームパーティーを開くことが可能ですよね!
豆まきの豆を提案したい
節分での豆まきは大事なイベントですよね。
豆をまくときに使うものといえば大豆です。しかし、大豆だと後片づけも大変だし、拾って食べるのも衛生面で抵抗がある方もいると思います。
そこで、落花生を豆まき用にしてみてはいかがでしょうか?
落花生を豆まき用に使用している一部地域もあり、北は北海道や東北、北陸と、南は九州があげられます。元々は北海道で昭和30年ごろに雪の中でも見つけやすい、拾いやすいという理由から使われるようになったそうです。また、産地であることも要因のエリアもあるそうです。
落花生なら殻が付いているので、汚れの不安も軽減されるうえ、サイズが大きいので拾いやすいですし、食べてもおいしい。ぜひ、今年から導入してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
ホームパーティー推進委員会編集部
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