アメリカ定番のパーティーゲーム「ビアポン」

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ホームパーティーで何かしらの催し物を考えたい。でも、どんなことをしたら盛り上がるだろうか?と、思ったことはありませんか?

そんな時は、パーティーゲームをイベントとして盛り込むのはいかがでしょうか!少人数でも大人数でも楽しめるおすすめのゲームがあります。それはアメリカ発祥の「ビアポン」です。今回はこのゲームについて、解説とルールをご紹介したいと思います。

ビアポンとは


出典:barスポーツ ビアポン 情報のブログ

ビアポンはテーブルを使ったゲームです。両端には水入りのカップがセットされており、そこにめがけてピンポン玉を投げ合うというものです。

ローカルルールなど、様々な楽しみ方がありますが本記事ではWSOBP(The World Series of Beer Pong)のオフィシャルルールを参考に解説します。

ビアポンのルールは?

人数

チーム対抗のゲームで、ダブルスで競うのが基本となっています。シングルの場合は1人で2人分を投球します。

必要な道具

テーブル、カップ20個、ピンポン玉です。

セッティング

テーブルの両側に、3分の1ぐらいの水を入れたカップを10個ずつ三角形に並べます。底辺は自分側になるようにします。また、球を洗浄するカップも横に置いておきます。
※水入りの理由は、カップの転倒防止、球の跳ね返りを防ぐためです。

投げ方

直球、ループ、バウンドと投げ方は自由となっています。両足は床に着いた状態で投げてください。
※ただし、1秒以内であれば投球後、片足を上げても大丈夫です。

投球前後、テーブルに手を着く、テーブルの位置を崩す、エンドラインより前に投球した場合は無効となります。

ディフェンス側は、球がカップに当たるまでは、ボールに触れることはできません。当たった後であればカット可能です。しかし、バウンドショットに関しては、カップに当たる前にカットしてもOK。そのかわり、ショットが成功した時は、2カップ入ったことになります。入ったカップとディフエンスが選んだカップが、2カップ計算になります。

進行

まずは先攻後攻をジャンケンで決定します。先攻側が1球投げ、以降は交互に投げ合います。2人(2球)連続で入った場合は、もう1球投げられるボーナスショットが与えられます。
※同じプレイヤーが3回連続のボーナスショットはできません。球が入ったカップは脇へどけます。
カップ数が6個、3個、1個となったら、自分側を底辺に三角形に配置していきます。ラストのカップは底辺の中心に置きます。

どちらかのチームのラストカップに球が入るまで、競技は続きます。ただ、ラストカップに入った方のが、勝ちというわけでなく、入れられた側にも反撃するチャンスがあります。

反撃チャンス

入れられた側が複数残っている場合は
●チームがラストカップ、〇チームが3カップのとき
●チームが投入に成功したら、〇チームは3回連続で成功しないといけません。
また、両チームがラストカットの場合は
●チームが1球目で成功したら〇チームも1球目で投入しないといけません。●チームが2球目での成功なら〇チームも2球目で入れないといけません。
さらに、●チームはラストカップ、〇チーム3カップの場合は
〇チームが3回連続で投入成功したら、●チームは2球目までに成功しないといけません。

反撃側がラストカップまで成功に追いついたら、3カップずつのオーバータイムとなります。先にラストカップに入れた側が先攻で2球投げられます。競技が終わるまで繰り返されます。

ビアポンが誕生した経緯

ビアポンは1950~60年代、ダーマス大学の同好会から誕生しました。最初は卓球に似ており、両端に配置した1~2個のカップにボールを入れるというものでした。最初はパドルを使っていましたが、その後、使用せずに行うものも出てきました。競技名は1980年代にビアポンあるいはベイルートと名づけられました。

最初は飲酒を目的にゲームは生まれましたが、様々な地域に広がったため、ローカルルールがたくさん考案されました。そして2006年、BPONG.comがWSOBP(The World Series of Beer Pong)を開催するにあたり、ルールが統一されて、オフィシャルルールが制定されました。今では、世界各地にビアポン団体が存在し、世界大会も行われるほどのものとなりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最初は大学で誕生したビアポンは、世界大会を行うほどの競技となりました。もちろん日本にも団体が存在します。

ホームパーティーで催すパーティーゲームとして、ビアポンはおすすめです。ルールも複雑なように見えて簡単ですし、公式グッズも販売されています。パーティーゲームを少人数~大人数で楽しむには、ちょうどいいのではないでしょうか?

今回のビアポンに関する本記事を参考にルールを覚えて、チーム対抗で楽しんでみては?盛り上がること間違いなしですよ!

 

この記事を書いた人


ホームパーティー推進委員会編集部
ホームパーティーを愛する個性派揃いのメンバーが、ホームパーティーに纏わるレシピ、プラン、豆知識などなど、楽しさ溢れるコンテンツを発信中!