各業界もホームパーティーに注目

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ホームパーティー市場の過去数年を振り返る

自宅で手軽に開くことのできるホームパーティー。友人や家族などを招待し、皆で楽しい時間を過ごすにはもってこいのイベントですよね。

しかし、実際にはどの程度、ホームパーティーは行われているのでしょうか?今回は、その実態について各業界の調査をまとめてみました。

各業界も積極的に調査を実施

半年に1回以上実施は63%

2018年5月調査では、30~50歳の男女1380人のうち、半年に1回以上実施する人は全体の63%という結果となりました。招待する相手としては「自身の友人」が1078人、「パートナーの友人」が576人、「子供の友人」が407人という並びです。

さらに招待された人たちの手土産の頻度としては、毎回手土産を持っていくという人は全体の78%と約8割。酒類・飲み物65.8%、常温のおつまみ38.9%、要冷蔵のおつまみ33.8%と、飲料系が断トツで多いことが分かります。

※出典:アクア株式会社 2018年5月16日プレスリリースより

デリバリー業界もホムパを調査

2017年11月11日~17日(有効回答者数843人)に対し、参加したことのあるホームパーティーは何か?については1位忘年会44%、2位クリスマス39.8%、3位友人・知人の誕生日36.3%、20代は友人・知人の誕生日57.7%、クリスマス42.3%、忘年会38%となりました。30代は忘年会49.5%、子供のお祝い24.8%、歓送迎会や送別会など仕事の集まり34.4%、という結果となりました。

また、主催者側の食事については、1位全てデリバリー19%、2位主催者の手作り料理とデリバリー19%、3位テイクアウトとデリバリー13%・参加者の持ち寄りとデリバリー13%となり、回答者67%が何らかのデリバリーを希望していることが分かります。

食べたいメニューとしては上位3位は寿司48.6%、ピザ48.5%、オードブル48.3%、20代ではお好み焼き・たこ焼き、餃子などの、参加者が一緒に作って食べられるメニュが人気のようです。

※出典:出前総研ニュースリリースより

飲料メーカーも注目していたホムパ

2014年10月7日~14日、男女20~69歳、7532人を対象とした調査では、月2~3回以上が2.5%、月1回程度8.1%、2~3か月に1回程度11.4%、半年に1回程度15.6%、年に1回程度11.2%となりました。月2~3回以上の方が2.5%存在するというのが大きいですね。

さらに、ホームパーティー実施者4373人に対し、欠かせない飲み物とアンケートすると1位ビールで、ワイン、ソフトドリンクと続きました。ホームパーティーを行う頻度が高い人ほど、ワイン、缶チューハイ、焼酎、日本酒、自分で淹れたコーヒー、紅茶と豊富に取り揃えているそうです。男女別でも1位はビール。男性の2位はワイン・スパークリングワインで、女性は市販のソフトドリンク。男女ともにソフトドリンク、缶チューハイは若年層が高く、自分で淹れたコーヒーは女性が多く、年代が上がるほど増えるようです。

※出典:キリン食生活研究所 2014年12月9日レポートvol.46より

まとめ

さまざまな業界の動向を調べてみると、ホームパーティー自体は2014年ごろから注目を浴び始めた印象です。2015年以降は年々、需要は増加傾向にあるようで、市場も大きく広がっています。

各業界も注目しているということは、ホームパーティーに関連する商品も充実しているといっていいのかもしれませんし、一般消費者の中でも「家でパーティーをする」というのは当たり前化しているのでしょうね。

ホームパーティーは家族や友人などと自宅でゆっくり過ごす「おうち時間」という考え方もあるようです。思いおもいの出来限りのもてなし、過ごし方を楽しむには、十分なツールなのかもしれません。

 

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ホームパーティー推進委員会編集部
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