今年は、おうちでホームパーティーを開こう!クリスマス編
目次
作りやすくて、感動するテーブルづくりのポイント6つ!作りたくなるテーブル!
今回は、サンタクロースの国と言われる「フィンランド」と「和」を掛け合わせたテーブルをご紹介します。
ホームパーティーを開くことをもっと身近に、楽しんでみませんか?
今回はご家庭で普段に作っている食事をメインにしたり、
気軽にワンポイントだけでも取り入れることができる提案をしています。
ポイント1【まず、テーマを考える】
まずは、どんなテーブルにするかを考えましょう。
ここが楽しいところ、ワクワクしますね。
いろいろ夢をみて広げるといいです。
あんな雰囲気にしたい!こんなグッズを使いたい!
具体的に雑誌を見ながらそれを作っていくのもいいです。
テーブルを作るのは、どこから始めてもOK!
とりあえず作っていくのもいいですが、
テーマを決めてそのストーリーがあると迷った時に判断しやすいです。
そして、なによりテーマが人を感動させます。
季節的に今回は、「クリスマス」が決まっています。
どんなテーブルにしようかと、企画会議をした時にいろんな意見がでました。
今回は「国」を意識して「カジュアルな」「誰でも作ってみたい」と思えるテーブルにしよう!ということで、
「サンタの国・フィンランド×和」をテーマとしたテーブルを作りました。
ポイント2【世界観を作る=色を考える】
テーブルクロスをひく~それだけで世界観が作りやすい
フィンランドを思い浮かべた時に、「湖・雪・森」をイメージしました。
色は、【水色】【白】【緑】
そこから、水色と白を使いました。
テーブルクロス、これはなんとカーテンを利用しています。
カーテンはいろんな色があり、柄があるので選べておもしろい。
友安製作所さんのカーテンを使わせていただきました。
レースのカーテンと水色のカーテンを重ねることで、レース部分が素敵に浮かび上がります。
テーブルクロスをひかなくちゃ!と思いこまずに、家にある布を使ってみるのもいいですよ。
草花がさらにイメージを作り上げる
まず、草花からテーブルが作られることがあるくらい、影響力が大きいアイテムです。
今回は、フィンランドの素朴なイメージから、花は使わずくすんだ緑が素敵なユーカリをメインに使いました。
テーマや色を決めておくと、草花も選びやすくイメージに統一感がでます。
統一感があれば、さらにグレードアップしたテーブルになります。
ポイント3【感動を作る】
テーマの統一した世界観だけでも、わっと感動しますが、さらに感動を作ってみましょう。
名前の入ったメッセージカード
招待されたお客様それぞれの名前が入った手作りのカードがあると
嬉しい気持ちになります。
ウエルカム感が満載!
「来てくれることがうれしい!」を伝えられるできる素敵なアイテムです。
プレゼント交換どれが当たるか?をおしゃれにワクワク演出
クリスマスといえば、プレゼント交換も楽しいイベントです!!
さて、どうやって交換しようか!
これが楽しい時間!!
ここを素敵に演出できたら、パーティーも盛り上がります!
まず、プレゼントを持ってこられたら、マークの記されたタグをプレゼントにかけてもらう。みんなが見える場所にプレゼントを置いておき、何があたるかなーと話題にもなります。
プレゼント交換タイムになったら、テーブルの飾りとして置いている箱を選んでもらいます。
この箱自体もかわいくしておくと、どんどんワクワクが盛り上がります。
これは、箱を買い、包装紙をまいてリボンをかけたものです。
ちょっと手間がかかりますね。
それが面倒でしたら、100均などでかわいらしい箱になっているものがあるのでそれでもいいですね。
さーて、リボンをほどいて
箱をあけると?!
マーク入りのカードが入っています。
これと同じマークのタグがついたプレゼントをゲットすることができる仕組みです。
ちょこっとストーリーがあって楽しいですね。
一石二鳥のミニブーケをプレゼント
テーブルの演出になるように作ったものを、お帰りになる時にはプレゼントします。
おうちに帰って飾っていただけて、ちょっとした思い出の品になります。
緑の丸い葉は「ユーカリ」、白い球があるものは「ブルニアスプレー」
とがった葉のものは「ポポラスベリー」
これらを1-2枝ずつ束ねて、麻ひもで結びました。
それぞれのお皿に置いているので、統一感のある演出にもなります。
麻ひもを素敵なリボンで結ぶと、また雰囲気がゴージャスになります。
ミニサンタでお笑い演出
このサンタ、100均で買いました。
高さ6-7cm程度です。
こっそり置きます。
ここがポイントです。
2-3体置くと、サンタさん同士が何か打ち合わせしている雰囲気。
「今回は、どこの国担当?」「わし、今回は日本担当で遠いわ」なんて声が聞こえてきそう。
そう「サンタ村!」を思い浮かべていただけます。
ポイント4【すぐに使えるテーブルづくりのこわざ】
高低差を作る
今回は真ん中に古材を置いて高さを出し、メインディッシュを並べました。
テーブルにのせるきれいな古材はあまりないので、おしゃれな木のまな板などを
ココットやコップなどを支えにして、高さをつけてもOK
古材は友安製作所で販売しています。後でまとめて紹介します。
ガラスの花瓶でみせる
これも高さがでます。クリスマスボールをガラスの花瓶に入れてみせるのもおしゃれです。
また、食後のデザートに食べる洋ナシを入れておくのも、みせる&実用的な演出です。
この花瓶はイケアで買いました。
ポイント5【普段使いの和の食材をクリスマス仕様に仕立てる】
唐揚げがメインディッシュ!
普段から作りなれているもので‘おもてなし’できたら、負担が少ない!
パーティーのために新しくお料理を開発する、試作する手間を省きます。
そこで見栄えを楽しんでいただくことと、味を数種類つくることで 普段とは違う贅沢感を味わっていただきます。
台のついたものがあればいいですが、例えば大きなお皿にココットやコップで支えていくと作れます。
下の小皿は、100均の「フレッツ」で買いました。
味付けは、「ネギマヨネーズ」「ラー油」「粉チーズ黒コショウ」
「アボカドチーズ」でディップを作るとまたゴージャスになります!
キッシュの生地は、サンドイッチ用のパンで
キッシュの生地を簡単にしました。
サンドイッチ用のパンをしいて、その上に具材や液体を流してオーブンで焼くだけ。
器として、野田琺瑯(ホーロー)を使用しています。
おにぎりサンドイッチで
フィンランドと言えば、映画「かもめ食堂」を思い浮かべる方もおられるでしょう。
私は年代的にまさにストライク。
フィンランドのカフェでおにぎりを出していたのが印象的でした。
そこで、おにぎりを最初予定して、写真撮影したのですが、
なんだか地味だな~。クリスマス感がないな~と、
おにぎりサンドイッチにしたら、とっても見映えしました!
簡単なのでぜひやってみてください。
内容は「出汁巻き卵」「牛こま切れ肉の焼き肉と万願寺とうがらし」「人参・紫玉ねぎ・トマト・ツナマヨネーズ」
カットする方向を間違えないことがポイントです!
和と北欧の食器は好相性!
和食器は自然の色を取り入れていて、素朴な質感のものも多く、北欧の雰囲気ともとても相性がいいのです。
フィンランドのテーブルウェアブランド「イッタラ」の食器をお持ちの方も多いかと思いますが、和食器とも組み合わせてみて下さい。優しく食卓を引き立ててくれます。
ガラスの容器を使って演出
とっても簡単なのに見た目がいいものです。
下から、クリームチーズを小さくカットしたもの・アボカド・スモークサーモン・レモン
フィンランドは、サーモンが有名なのでどこかで使うと食材もテーマ感あります。
これも見た目も味もおいしい。
ローストしたナッツを入れておきます。
北欧の森のイメージにぴったりです。
ここは彩りのある野菜を入れるときれいですね。
ポイント6【買いやすい商品~友安製作所・イケア・100均】
記事中に書いているものもありますが、ここで改めてどこで買うことができるか
ご紹介します。 まず、このHPの運営主体である「友安製作所」さんの商品をいくつか使わせていただきました。とても素敵なものが多く、テーブルグッズとしては安価で手に入れることもできるものもありお勧めです。
◆テーブルクロスに使ったカーテン
カーテンは柄や色が豊富にあり選べます。
◆タッセル
和と洋をイメージしたテーブルに、オリエンタルなイメージを与えてくれます。
◆古材
これをテーブルに置くと雰囲気ががらりと変わります。
友安製作所カフェ(東京 浅草橋、大阪 阿倍野)で販売中です。
◆カクテルグラス・サラダボール
イケアの商品です。
◆唐揚げタワーの下の小皿
100均のフレッツの商品です。
この中の1つでも取り入れていただけたらいいな、と思い企画しました。
ホームパーティーは特別なものではなく、むしろ普段の生活の中にこそ取り入れていただきたい!
ここの記事では、ゴージャスな写真になっていますが、少しでもみなさんのネタになるようにたくさん盛り込みました。
ゴージャスでなくても、二人だけでも、家族だけでも、いや友達を呼んでなどなど、
楽しい時間を過ごしていただけたらと思います!!
この記事を書いた人
大下香織(おおしたかおり) / 菓子教室主宰
39歳で 、ル・コルドンブルーに行き、 本格的にお菓子のプロとして活動を開始。
面倒臭がり屋だけれど、美味しいものを食べたい!この想いで作るレシピは引き算レシピ。
できるだけ手間や道具・材料を省いて、家庭で作る最高においしいお菓子を提案しています。
そして、ベーシックコースを作り、基礎をしっかり教え失敗しないお菓子づくりを教えています。
食いしん坊が発展して、お料理も教えています。
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この記事のテーブルコーディネーター
リコスタイル 廣橋紀子(ひろはしのりこ) / 食空間コーディネーター
自宅、生野教室(お菓子教室ひすなずたアトリエ)、姫路教室(i.worldサロン)にて、家庭料理&テーブルコーディネートのレッスンを開催。
テーブルコーディネーターの育成をはじめ、セミナー講師、サロン等の食器ご提案、撮影用のテーブルスタイリングも行います。
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