家族で「サンクスギビング(感謝祭)」を過ごす方法♪

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ハロウィンも終わって、日本ではパーティーのテーマがなくなる11月。
でも、ホームパーティーの本場アメリカでは、この11月に1年で一番大切なイベントがある季節なんです。
それが、『Thanksgiving(サンクスギビング)』! 感謝祭という呼び方の方が、海外の映画やドラマで馴染みがありますよね。
日本でそのままサンクスギビングをマネするのは難しいかもしれませんが、皆さんも日本流のサンクスギビングを楽しんでみませんか? 
日本でサンクスギビングを楽しむ方法や、サンクスギビングの意味や由来、本場の過ごし方などいろんな情報をお届けします♪

サンクスギビングとは?いつするの?

サンクスギビングは、1620年にイギリスからメイフラワー号に乗って新大陸・アメリカに移住してきた「ピルグリム(巡礼者)」たちの最初の収穫を祝った祝日だと言われています。
現在は毎年、11月の第4木曜に行なわれますので、2021年は「11月25日」がサンクスギビングになります。※カナダでは10月の第2月曜。

サンクスギビングの由来

アメリカ大陸には、もともとネイティブ・アメリカンと呼ばれる先住民が住んでいました。
そこへコロンブスが新大陸を求めて上陸し(コロンブス本人は、ずっとアジアだと考えていたそう。発見者にも諸説あり)、ヨーロッパから次々と移住者が上陸するようになってきました。
そんな中、イギリスから移住してきたピルグリムたち。厳しい気候に耐え、先住民たちに農耕や狩猟を学んでなんとか初めての収穫を得られたとき、助けてくれた先住民たちを招いて、「収穫を神に感謝する宴」を開いたのがサンクスギビングの由来だと言われています。

サンクスギビングは何をするの?


Photo by Kelsey Chance on Unsplash

サンクスギビングは、日本のお正月やお盆のように家族で過ごすイベント。実家を出ている家族が帰って来て、大人数で過ごすのが定番です。みんなでたくさんの料理を食べたり、おしゃべりを楽しんだり、男性陣はテレビでアメリカンフットボールを観戦するのも定番のようです。
また、翌日の金曜や土日と合わせた4日間は会社も学校も休みになることが多く、この辺も日本のお盆と似ていますよね。さらにアメリカではお店も休みになって、コンビニなども営業時間が短縮されるので、街は静かになるのだそうです。

サンクスギビングの定番料理

●ロースト・ターキー


Photo by Claudio Schwarz on Unsplash

上の写真のような巨大なロースト・ターキーが定番のメイン料理
ターキーとは七面鳥のことですが、クリスマスに食べるイメージが強いですよね? でも実は、アメリカでターキーが一番消費されるのは、このサンクスギビング。別名で「Turkey Day」と呼ばれるくらいなのだそうです。
ターキーを食べるようになった由来は、宴に招かれた先住民がターキーを手土産に持ってきたという由来や、大きな鳥なので1羽で家族みんなお腹いっぱいになるからという由来などいろいろ。
ちなみに、クリスマスは大きなローストハムを食べる家庭が多いそうですよ。

●マッシュポテト


Photo by Pro Church Media on Unsplash

アメリカの料理の名脇役と言えばマッシュポテト!
日本で各家庭のカレーライスやお味噌汁に違いがあるように、このマッシュポテトも各家庭によっていろいろな作り方や味があるようです。ガーリックが聞いている物や、ベーコンが入っているものなど、各家庭のこだわりや伝統が引き継がれています。

●パンプキン・パイ

パンプキンパイは、サンクスギビングの定番デザート。
ピルグリム たちが開いた宴の席で、収穫されたばかりのカボチャが食卓を飾ったことから、サンクスギビングの料理として受け継がれているようです。
ただ最近は、アップルパイなど他のパイ系デザートを食べる家庭も多いようで、この辺も家庭の好みになるようです。

日本流のサンクスギビングを楽しむ方法

家族と過ごす時間にしよう

本場のサンクスギビングは、恋人や友人とではなく、「家族」とゆっくり過ごすもの。「日頃あまり家族との時間が取れない」「クリスマスは友人たちと集まる」という人も、このサンクスギビングの機会を家族と過ごす時間にするのはいかがでしょうか?
何もない日には集まりにくくても、「うちでもサンクスギビングやってみない?」という一言で、家族も集まりやすくなりますよね。

秋の味覚を味わう

サンクスギビングは、収穫に感謝するイベント。日本で言えば、お米の収穫を祝い感謝する農村の「秋祭り」と同じですよね。
そこで難しく考えずに、秋の味覚を味わってみてはいかがでしょうか? 秋の味覚と言えば、きのこ類や秋鮭、柿、栗、梨やぶどうなどの果物類などさまざま。果物はそのまま味わえますし、きのこ類や秋鮭はBBQでホイル焼きにしても、お鍋にしても美味しいですよね♪

小さな秋を取り入れてみる


Photo by Debby Hudson on Unsplash

テーブルのコーディネートに、木の実や枝、紅葉した木の葉など、小さな秋を取り入れてみましょう。
最近では、おしゃれな花屋さんに枝物や木の実もたくさん販売されていますが、せっかくなので近くの公園や森までお散歩して、リアルな秋を見つけてみるのもいいのでは?

まとめ:今年の秋はサンクスギビング・パーティーを!

アメリカの重要なイベント、サンクスギビング。秋の味覚を味わったり、家族と過ごしたり、日本でも簡単に楽しめるホームパーティーの一つだとわかりましたよね。
まだまだ日本人には定着していないサンクスギビングですが、近年改めて「家族との時間」の大切さを実感している人も多いのでは? その大切な時間を増やすイベントとして、ぜひ今年チャレンジしてみてください♪